稲盛和夫さんの【図解 働き方】

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【読書期間】2017年5月22日~24日(3日間)

  

図解 働き方: 「なぜ働くのか」「いかに働くのか」 (単行本)

著  者:稲盛 和夫

出版社 :三笠書房(2016/11/20)

定  価:1200円+税

内  容:

大ベストセラー待望の図解版!

稀代の名経営者・稲盛和夫による混迷の時代における「最高の働き方」。

 

「働く」ということは――

試練を克服し、運命を好転させてくれる、まさに「万病に効く薬」!

 

人生において価値あるものを手に入れる法、平凡な人を非凡な人に変えるもの、そして、成功に至るための実学──

混迷の時代だからこそ、あえて「労働が人生にもたらす、素晴らしい可能性」を問いかける!

 

 

【はりまや佳子の感想】

京セラや第二電電(現KDDI)などを創業し、日本航空JAL)を再建。また、中小企業経営者を育成する経営塾「盛和塾」の塾長を務めるほか、国際賞「京都賞」を行う稲盛財団を設立するなど、広範な活動をしていらっしゃる稲盛和夫さんの名著「働き方」の図解版。

 

「働く」ということをここまでポジティブにとらえているからこそ、著者の稲盛さんは大きな成功をおさめられたのだと、納得のいく本です。

 

手軽の読めるように随所にわかりやすい図があるので、本を読むのが苦手な方でも、さらっと読破できると思います。

 

一生懸命に働くことが恰好が悪いような風潮がある今の日本で、「一生懸命に働くと、人生の歯車が良い方向に回転しだし、素晴らしい未来が開けてくる」という考え方は、私が25年以上前に船井総合研究所に勤めていた時に、船井会長から学んだことだったので、とても共感しました。

 

本書の中には、

より良く生きるためには、良く働くことが最も大事であり、「労働の意義は、業績の追求のみあるものではなく、個人の内的完成にこそある」、つまり働くことの最大の目的は、労働に従事する私たち自身の心を練磨し、人間性を高めることにある。

 

 

愚痴や不平不満を言い、手を抜いて仕事をすれば「みじめで貧乏な人生の敗者」となり、ただひたむきに、目の前の自分のなすべき仕事に打ち込み、精魂を込めて働けば「幸福に満ちた人生の成功者」になるというシンプルな事なのだと思います。

 

この本を読んだおかげで、お給料のためだけのために働くのではなく、労働を通じて自分の人間力を高める努力を積み重ねた人にだけ、神様は《成功》という特別な贈り物をくださるものなのだと、私が常々思っていたことを確信することができました。

 

そして、人は生きていくために「誰にも負けない努力」で働く、ということが自然の摂理であり、人間として当然な事だという結びの一言が、心に残りました。

 

さー、今日もニコニコ笑顔で、楽しく働こうっと!!

 

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オーガニック料理教室G-veggie 代表 はりまや佳子

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