【食養界のスーパースター】若杉友子の毒消し料理

f:id:gveggie:20170526174428j:plain

【読書期間】2017年5月25日~26日(2日間)

  

若杉友子の毒消し料理 (単行本)

著  者:若杉友子

出版社 :PARCO出版(2016/3/30)

定  価:1500円+税

内  容:

健康本ベストセラー著者“若杉ばあちゃん" こと若杉友子最新刊!

蓄積された毒素を排出!慢性的な不調を改善!!

 

若杉ばあちゃんが教える肉・卵・魚・砂糖・油の「毒消し食材」と簡単レシピ53!

体調不良や病気の原因は、これまで食べてきたものによって体にため込んでいる毒素!

日本人の昔からの知恵「薬味」をふんだんに使った、若杉ばあちゃんの簡単料理で、体にたまった毒素をスッキリ排出。

知っておきたい「つけ合わせ・取り合わせ・食べ合わせ」も紹介します。

 

・体の中からきれいにする「毒消しの基本」

・肉と卵の毒消し料理…玉ねぎ、ねぎ、にら、にんにく

・魚介の毒消し料理…大根、しょうが、しそ、みょうが

・砂糖の毒消し料理…梅干し、梅酢、梅干しの黒焼き

・油の毒消し料理…大根おろし、柑橘、野草 など

 

 

【はりまや佳子の思い出&感想…今日はちょっと長いです】

実は私は自宅で料理教室を始める前には、ビジネス社という出版社に13年間勤めていて、最終職歴は単行本の編集者ですが、入社した当初から約5年間は営業部に所属していました。

 

具体的にどんな仕事をいていたのかというと…

私の勤めていた会社は社名の通りビジネス書を出版する会社でしたので、書店のビジネス書の担当者さんに会いに行き、書店員さんの忙しい仕事の合間を縫って自社の本の宣伝をして、必要な冊数の注文をもらうというのが主な業務内容。

 

私が書店まわりをはじめた頃はビジネス書の営業は各社ほとんど男性で、女性の営業はゼロに近い状態でしたので、どこ書店さんにいっても「女性なのにビジネス書の営業ですか?」と、とても珍しがられたものでした。

 

私の勤めていた会社は小さな出版社でしたので、営業部といっても外回りの仕事をするのは当初は私一人で、先輩にあたる人が営業の社員がいなかったため、最初は書店さんに営業にいってはみたのもの、どうやって忙しそうにしている書店員さんに声をかけたらいいのか?どんなことを話したら注文がもらえるのか??と、仕事以前のことで足踏みをしている状態でした。

 

そんなとき他の出版社のベテラン営業の方が声をかけてくださったので、正直に社内にノウハウがないという今の自分の状況を話したら、「わからないことは何でも気軽に聞いてください」と名刺を渡してくださったのです。

 

「普通ビジネス界では他社はライバルというの常識なのに、なんでこんなに親切な人がいるの??」

 

と、とても不思議に思ったのですが、当時はまだ出版は「不況にも強い業界」といわれていて、どんな小さなところもそれなりに利益を上げていたため、業界全体がのんびりと和気藹々とした雰囲気があり、出版社同士もライバル社というよりは、「本を心から愛するの仲間」という意識が強く、困ったことがあったらお互い助け合いましょう!!

という風潮がどの会社にもあった古きよき時代でしたので、業界内ではそういうことが日常茶飯事だったのです。

 

私はとても運のいいことにその方はビジネス書の営業マンの中でも、他社の新人さんの面倒見がとてもいいと評判の方で、そのうえ書店員さんにもかなり顔が広い方でしたので、それ以降は書店員さんを囲んだ飲み会などに頻繁にお誘いいただいき、徐々に営業の仕事のイロハがわかるようになってきました。

 

そのおかげで他の出版社の営業さんと知り合うチャンスに恵まれ、親しくおつきあいいただける営業仲間も徐々にできはじめ、書店さんに営業にいくと誰かしら知った営業さんがきていて、一緒にランチをしたり、情報交換したりと楽しい時間を過ごせたのが、今でもとてもいい思い出になっています。

 

そして11年前に料理教室を自宅でを始めてからは、出版関係の方とは疎遠になっていたのですが、6年前のある日、久しぶりに懐かし営業仲間の方から郵便が届きました!!

 

何を贈ってくださったのかしら??と思いながら封をあけてみると一冊の本と手紙が入っていました。その本とは…

 

野草の力をいただいて~若杉ばあちゃん 食養のおしえ

 

f:id:gveggie:20170526180230p:plain

著者 若杉 友子 / 定価 本体1,500円+税

  

さっそく昔なつかしい営業仲間に10年ぶりにお礼の電話をしたところ、「風の噂でお教室をはじめたって聞いていたので、この本ができあがったらプレゼントしようと決めていたんだよ!!」と嬉しく、そしてありがたいお言葉が返ってきました。

 

出版業界を離れてから長い時間がたったのに、当時のことをなつかしく思い、私のことを覚えていてくれた仲間に、感謝、感激、感動でした!!

 

本の内容はとにかく素晴らしい!!の一言。。。私は東京生まれの東京育ちで田舎暮らしを知らないので、ここ東京で一生都会暮らしをするだろうと漠然と思っていましたが、この写真集のように美しい本を読み進めていくうちに、いつかこの著者の方のように田舎暮らしがしたくなる日がくるのかな??と新たな予感が芽生えてきたような気がします。。

 

実はこの本、若杉さんの初の単行本(ムック本は2008年に出版されているようです)で、発売と共に大評判になったことから、その後、次々と単行本やレシピ本を出版され、若杉さんは今や食養界のベストセラー作家になられました♪

 

体の不調や病気の原因は、これまで食べてきたものによって、体にため込んでいる毒素!毒消しできる若杉ばあちゃんの簡単薬味料理をいただけば、美味しく食べて健康になれること間違いなし!!

 

食べ物の力で元気になりたい方には、超がつくほどおススメの本です!!

 

オーガニック料理教室G-veggie 代表 はりまや佳子

(蒲田校)大田区東蒲田2-5-11

(銀座校)中央区銀座3-12-19 銀座楽心ビル1階

http://g-veggie.com

 

g-veggie.com